[RESCUE] Rescue Training Module™

Rescue Training Module

災害実例の科学的・工学的分析に基づく「実戦的救助訓練」を安全かつ体系的・効率的に推進するための救助訓練装置

行政機関(国・自治体・消防・警察等)向け
災害救助に関連する各種機関・団体(消防団・地域防災組織等)向け
etc.

ISSUES TO BE SOLVED Rescue Training Moduleが解決する課題

実災害現場を想定した
実戦的訓練環境」を設定することの難しさ

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    災害時にひとりでも多くの「要救助者」を救うためには、平時から過去の災害実例に基づいた実戦的な訓練を推進しておくことが重要です。しかし、全国的に、実戦的な災害救助訓練を安全かつ効率的に進めるための環境が十分に整っていないのが現状です。
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    木造家屋の倒壊を想定した救助訓練では、層崩壊した1階部分で梁などの下敷きになっている要救助者に対し、安全管理・二次災害防止のための措置を徹底しながら、構造が残存している「2階の開口部」、「屋根部分」、または「1階崩壊部の隙間」などからアプローチして迅速・的確に救助できる能力を養う必要があります。しかし、このような現場状況を再現・設定することは非常に難しく、体系的・実戦的な訓練を推進する上で大きな課題となっています。
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    RC造やS造建物の崩壊を想定した救助訓練では、コンクリートなどの重量物の破壊(ブリーチング)や移動(ムービング)などを伴うため、訓練準備や撤去作業、さらには高重量な床面の傾斜角度の変更等に多大なコスト・労力を要するという課題があります。また、崩壊構造物の応急補強(ショアリング)、重量物の挙上・安定化(リフティング・クリビング)、閉鎖空間で行う救助/医療活動(CSR/CSM)などの一連の救助プロセスに関する訓練を総合的に実践できる訓練環境を設定・整備することは非常に難しく、体系的・実戦的な訓練を推進する上で大きな課題となっています。

FEATURES Rescue Training Moduleの特徴

実戦的で安全かつ体系的・効率的な訓練を推進するための革新的な救助訓練設備

救助実態の科学的分析結果と建築工学の見地に基いた技術設計

Rescue Training Module™は、過去の災害現場における救助活動の科学的・工学的分析結果をもとに設計されています。建築工学の専門的な見地を取り入れ、木造やRC/S造建物の崩壊状況を合理的に再現することで、実際の救助活動に近い環境での訓練が可能です。この設備は、安全性を確保しながら、救助隊、消防団、医療関係者などが体系的かつ効率的に技術を習得できるよう、技術的な精密さと実用性を兼ね備えた革新的な訓練環境を提供します。

(1)

Rescue Training Module™ 2024 木造倒壊 Version

■可変性

・「アウトリガー」(図中黒色部分)の設定変更により、2階部分の高さ・角度を変更可能

・組み換え・組み合わせにより、様々な訓練環境を設定可能

■取替容易性

・訓練時に破壊する床面、根太などの部材は手作業で取替え可能

■可搬性

・2階・屋根部分を解体して「アウトリガー」とともにトラックで搬送可能

(2)

Rescue Training Module™ 2024 RC/S造崩壊 Version

■可変性

・備え付けの「手動式クレーン装置」により「床面・天井・外壁」の高さ・角度設定等を変更可能

実施できるUS&R訓練(例示)

・ショアリング | ブリーチング | ムービング | リフティング | クリビング | CSR/CSM

■取替容易性

・訓練時に破壊する「コンクリート板」は「手動式クレーン装置」により手作業で取替え可能

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